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【2008年7月号】

アリアンツ生命保険

親しみやすいビジュアルでブランドイメージを「積み上げる」

 私どもアリアンツ生命保険は、独アリアンツ・グループの一員として新たに日本に設立された生命保険会社です。この4月より、第1号商品の変額年金保険を、日興コーディアル証券を通じて販売しています。今回のローンチ(事業開始)広告キャンペーンは、日本での生命保険事業開始に当たり「日本のお客さまに何をお伝えしたいか」「そのメッセージをどのように表現すると効果的か」という検討から始まりました。

信頼感あるブランドイメージを作るために

 1890年にドイツで設立されたアリアンツは、現在、世界70カ国、8000万人を超えるお客さまに対し、生命保険・損害保険・資産運用および銀行業務の各分野でサービスをご提供する、世界有数の保険・金融サービスグループです。しかしながら、キャンペーンの検討開始時点で、日本における「アリアンツ・ブランド」の認知度は極めて低い状況でした。
 「アリアンツ」と言われてもピンとこない方がほとんどという中で、アリアンツという会社が十分な実績を備えた、信頼していただくに足るグループであることをお伝えしていくにはどうしたらよいのか。アリアンツが日本のお客さまにお届けすることができるものは何か。フォーカスグループインタビューやパーソナルインタビューなどのマーケティングリサーチの情報を基に、社内関係者や広告代理店を巻き込んで議論を重ねていきました。

企業理念をいかに表現するか

 ローンチ広告キャンペーンを行う上でもう1つの重要なポイントは、当社の企業理念をどのような形で訴求していくか、という点でした。
 アリアンツ生命保険の企業理念は「すべてのひとにわかりやすい商品をご提案すること。すべてのひとに最適なサービスをお届けすること。私たちは、そんなユニバーサルな会社を目指します。」というものです。これは具体的には、様々なバックグラウンドをお持ちのあらゆるお客さまにお応えするため、保険ご加入前のご検討の段階からご加入手続き、そしてお支払手続きに至るまでのプロセス全体を通じて、あらゆるお客さまにストレスなく快適にサービスをご利用いただける、保険サービスの「ユニバーサルデザイン」化を目指すことと考えています。
 この思いを広告の中でいかに分かりやすく表現するか。この点はクリエーティブ開発に当たって重要な要素となりました。

リサーチ結果をコピーに生かす

 マーケティングリサーチを踏まえた検討の結果、アリアンツが長い歴史を持ち、世界各地で実績を上げている会社であること、そしてその経験を日本のお客さま1人ひとりにお届けしたいと考えているという点が、ブランドに対する信頼感の醸成を目指したコミュニケーションのキーポイントになるという結論を得ました。また、グループの創業の地であるドイツに対して日本人が「堅実」「まじめ」「安心」など非常に良いイメージを持っていることが分かりました。タグラインやコピーの開発に当たっては、この方向性を意識した表現方法を追求していきました。
 これらの経緯を基に、「世界の経験を、あなたのちからに。」というブランドのタグラインをベースとして、「ドイツ生まれ、世界育ち。」「安心へのこだわりはゆずれません。ドイツ生まれですから。」「はじめまして、118歳の新人です。」「70カ国8000万人の暮らしをみつめた保険です。」「言葉や文化を越えて、みんなにわかりやすい保険を届けたい。」「うれしい時にほっと思い出す。そんな保険があってもいいと思う。」といったキャッチコピーへの展開が生まれました。
 また、企業理念としてのユニバーサル(分かりやすさ、使いやすさ)を表現するため、積み木のクリエーティブをキービジュアルに採用しました。万国共通、老若男女を問わない分かりやすさや親しみやすさを表現するには最適の素材と判断したためです。

ターゲットを金融機関関係者に絞った広告展開

 当社の当面のビジネスモデルは金融機関窓口を通じた変額年金保険の販売のため、今回の広告のターゲットは銀行や証券会社などの金融機関関係者に絞り、新聞では日本経済新聞へ出稿を集中させました。また、新聞広告のクリエーティブを駅貼り広告に展開。掲出は大手町・丸の内・茅場町エリアに限定しながら、特定ターゲットへの多角的なアプローチを行いました。今後も、ターゲットに最も効率よくメッセージが届く方法でコミュニケーションを行っていきたいと考えています。

(執行役員 マーケティング本部長 加賀谷毅)

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