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【2008年6月号】

JAPAN BRAND広告特集

ブランド化目指し、伝統工芸・産地をアピール

伝統に立脚した技術や品質を商品化

 各地域に眠っている伝統技術や地域資源を現代のテイストにアレンジし、ブランドとして商品力を高めながら海外・国内も見据えて展開をしていこうというのが「JAPAN BRAND育成支援事業」です。
 全国各地に存在する技術の産地、いわゆる伝統工芸の産地が、今までの商売では立ちゆかなくなっています。しかしそこには長年培われた技術や確かな品質があります。これを違った形で商品化し、ブランド化を進めることで、違ったマーケットもしくは違ったターゲットへアクセスできないかというのが根本的な考えです。各地域でブランド化された商品や技術が独り立ちし、地域経済の発展や次世代の人材育成にもつながればということも見据えながら、平成16年度からこの事業に日本商工会議所および全国商工会連合会が取り組んでいます。

新聞とイベントで流通関係者にアピール

 平成19年度は、この事業の販売支援を重点的に行う一環として流通関係の方に読まれている日経MJで、こうした取り組みの紹介と、商品を広告として掲載することにしました。今回の掲載では、単にカタログにしたのでは品質が伝わらないと考えました。また紹介する商品は高品質のものばかりですから、当然少し高い。なぜ高いのか、その裏側にある秘められた技術、地域の取り組み、職人や技術者の情熱をストーリーとして日経MJで紹介し、実際に触っていただく場としてインターナショナルギフトショーにも出展し、新聞とイベントの相乗効果でいかに流通関係者に接触してもらえるかが今回のねらいでした。
 紙面づくりを進める上では、JAPAN BRAND育成支援事業を理解していただきやすい象徴的なプロジェクトを選んで紹介しました。フェラーリのデザインなどで知られるピニンファリーナ社のデザイン・ディレクターとして活躍した奥山清行さんが伝統技術を生かした山形鋳物のものづくりに参画しているケース。現代日本を代表するアートディレクターである佐藤可士和さんが今治タオルのブランド・デザインに携わっている例やプロダクトデザイナーの島村卓実さんがかかわる魚梁瀬杉再生プロジェクトなどのケースを紙面で大きく紹介しています。
 インターナショナルギフトショー会場には、日経MJの紙面を見てこられた方もいらっしゃいましたので、反響はあったと思います。ただそれよりも現場でものづくりをされている方にとって、自分たちのプロジェクトが日経MJに取り上げられることで得られる自信や、実際に商談するときの資料としての効果の方が大きかったと思います。

デザインとものづくりの幸せな関係

 デザインという観点も、今後のものづくりではきちんと考えていかないといけません。現場はものづくりにおいて自信がある人たちですから、デザイナーを認めたくない傾向はありますが、そうではなくてデザイナーが本当に使う人の将来を見ながらデザインしているのが現場でも分かってきています。デザイナー側でも、デザインしたいものがあって、実際に形にしてくれる人を探していると思います。そこがうまくマッチングすると非常にいいものができます。使う人の幸福感をどうデザインし、現場がどれだけ応えて形にし、産地が伸びていくかが、この事業の今後のポイントです。デザイナーの取り組みと産地のやる気を今回のような形で紹介していくことで、さらに活性化を図っていきたいと思います。

(全国商工会連合会 企業支援部 市場開拓支援課 課長 青山淳)=談

日経MJ第2部全15段(2007・12・17)1面
日経MJ第2部全15段(2007・12・17)2面
日経MJ第2部全15段(2007・12・17)3面
日経MJ第2部全15段(2007・12・17)4面
日経MJ第2部全15段(2007・12・17)5面
日経MJ第2部全15段(2007・12・17)6面
日経MJ第2部全15段(2007・12・17)7面
日経MJ第2部全15段(2007・12・17)8面
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