早稲田大学
創立125周年を機に、 早稲田大学のミッションを訴求
早稲田大学は2007年10月21日に創立125周年を迎えました。本学ではこれを「第2の建学」ととらえ、教育・研究面の改革を進めています。その背景にあるのは、急速に進むグローバル化などの社会の変化です。現代社会には、地域紛争や環境問題といった人類共通の課題が山積しています。これらの諸問題を1つの国や一人のリーダーだけで解決することはもはや不可能になってきています。
「地球市民」の育成がミッション
今回我々が一番伝えたかったのは、こうした喫緊の課題に真摯に向き合い、人類社会に貢献できる「地球市民」を育成することこそ早稲田大学のミッションである、ということです。創立記念日前日の夕刊マルチプル広告と当日の朝刊全15段広告を使って、早稲田大学が目指す人材育成というものを表現しました。また、メッセージをより身近に感じてもらうために、54万人におよぶ卒業生の中から、各界で活躍する早稲田人に「ワセダへの思い」を語ってもらう形をとりました。夫婦で芥川賞・直木賞を受賞した伊藤たかみ、角田光代両氏によるエッセイ、「日本のシンドラー」と言われる外交官の杉原千畝氏、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンなど、人選にあたっては「この人も早稲田出身か!?」という意外性を意識しました。
制作面では、大学の象徴とも言える大隈講堂をキービジュアルに据えたのは、卒業生や在学生をはじめとするすべての早稲田大学関係者のアンテナに届くのを期待してのことです。夕刊のマルチ広告では、1面に次面以降の展開に期待を持たせるフックとして、記事下全3段の枠と左側の突き出しを組み合わせて大隈講堂をかたどり、中面で講堂と演劇博物館のイラスト、最終面に講堂の写真を使ったメッセージ広告を配することで、シンボルが視覚的に反復し、早稲田人の琴線に触れることを狙いました。この狙いについては、広告掲載後の反響などから実際に効果があったものと評価しています。
「早稲田の今」を継続して情報発信
卒業生の中には広告について一家言もつ方もいらっしゃって、大学の広告をご覧になって、激励ならぬ「お叱り」をいただくこともあるのですが、今回はそういった声もなく、逆に「大学の強い意志を感じた」などの好意的なご意見を数多く頂戴しました。
今後も「早稲田の今」を発信し続けることで、教育研究機関としての大学が果たすべき役割と、その実現に向けた具体的な活動を広く社会の皆様にご理解いただけるよう広報活動に取り組んでいきたいと考えています。
(広報室 広報課長 村上 裕二)
日経夕刊(2007・10・20)1面全3段、題字下、突き出し
日経夕刊(2007・10・20)2面全7段
日経夕刊(2007・10・20)3面全7段
日経夕刊(2007・10・20)6面全7段
日経夕刊(2007・10・20)7面全7段
日経夕刊(2007・10・20)8面全7段
日経夕刊(2007・10・20)9面全5段
日経夕刊(2007・10・20)10面全7段
日経夕刊(2007・10・20)11面全5段
日経夕刊(2007・10・20)12面全5段
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