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【2008年2月号】

松下電器

地球温暖化進行防止に取り組む
松下電器の「Nのエコ計画」

 松下電器の「Nのエコ計画」は、地球温暖化進行の防止を目的に、“CO²を削減する商品の開発・普及”と“お客様と一緒に緑を増やす”という2つの活動を柱とし2003年からスタートしました。

2003年より継続的にメッセージを発信

 広告活動としては、スタート時は「家電でエコする毎日へ」、2004年は「買い換えるという節約」、というコンセプトを提案。2005年は「おウチまるごとエコする毎日へ」、また2006年には「ずっとエコ、もっと使いやすく。そこにナショナルの新技術」というコンセプトで展開し、日本経済新聞紙上でもこうしたメッセージを継続的に発信してまいりました。
 「Nのエコ計画」スタート当時は、環境に対する関心も近年と比較してまだまだ低く、温暖化防止を企業メッセージとして発信しているメーカーはまだ数えるほどしかありませんでした。
 しかし、2008年から京都議定書の約束期間がはじまり、地球温暖化防止が今年の洞爺湖サミットでも大きなテーマとなることが予定されており、この問題に対する関心がますます大きくなることが予想されます。
 こうしたことを背景として、「Nのエコ計画」を日本政府が3年前から進める“チーム・マイナス6%運動”の松下電器の活動として新しくポジショニングし、2007年より「エコアイディア」キャンペーンをスタートさせました。そして“CO²排出量削減”の考え方を明確に織り込むかたちで、キャンペーンスローガンを“CO²と電気代を減らすエコアイディア”とし、宣伝活動を展開してまいりました。

具体的な目標数値も達成

 松下電器は、2006年一般の家庭で使用する主要電気製品(普及率10%以上)32品目のNational商品総計で、1990年と比較しCO²排出量削減2分の1を達成しました。また2006年10月から2007年9月までの1年間では、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、エコキュート、電球型蛍光灯、温水洗浄便座の主要省エネ6商品で約70万トンのCO²排出量を削減しました。
 今回の広告シリーズでは、よく耳にはするけれども、実際にどのくらいの量かイメージしにくいCO²排出削減量を可視化するため、エコアイディアバルーンをキャンペーンシンボルとして採用しました。70万トンのCO²削減量は、直径約900メートルの巨大なバルーンに相当します。
 シリーズ第1弾の広告ではCO²排出量削減2分の1達成の報告及び、ナショナル商品によって2年間、一軒のご家庭で削減できるCO²量をバルーンで表現し、第2弾の冷蔵庫編、第3弾洗濯機編、第4弾エアコン編はそれぞれの商品の1日あたりのCO²削減量を同じくバルーンで表現しました。
 今回の広告を日本経済新聞に掲載した最も大きな理由の1つは、媒体資料にもあるとおり、日本経済新聞読者の環境に対する関心が非常に高いことです。
 新聞掲載後の読者調査で今回の広告に対し「技術と省エネ、エコに対する企業努力がよく分かる」、「省エネ商品が非常に魅力的に表現されている」などの評価を多く頂き、今回の広告効果を確認することができました。
 足かけ5年になるこのキャンペーンをとおして、継続するということの難しさと大切さを実感しております。松下電器はこれからも「Nのエコ計画」を通じて環境を守ることの大切さを皆様と一緒に考えてゆきたいと思います。

(コミュニケーショングループ宣伝企画チーム 参事 赤木文夫)

日経朝刊全15段(2007・8・30)
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