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【日経MJ広告特集2006-I】

マルキン忠勇

「冬バテ」にもろみ酢を。消費拡大へプロモーション

年間を通した需要の拡大へ

 マルキン忠勇「琉球もろみ酢」は、マルキン忠勇の前身である忠勇が1996年春に発売しました。沖縄の名産である泡盛のもろみを蒸留した後に残る酒粕「かしじぇー」。これを搾って造るのが「琉球もろみ酢」です。
 もろみ酢には、泡盛独特の製法である黒麹菌と酵母による天然発酵から生成された「クエン酸」を主体とした有機酸や、体に必要な必須アミノ酸が含まれています。特にクエン酸は、レモンや梅干しなどに含まれる酸味成分の1つで、昔から美容・健康に良いとされています。クエン酸は「クエン酸回路」の原動力となり、アミノ酸は体をつくるたんぱく質の原料となります。琉球もろみ酢は、2000年以降、「沖縄ブーム」「クエン酸・アミノ酸ブーム」「飲むお酢ブーム」などを追い風に、順調に売り上げを伸ばしてきました。
 2004年7月には、メディアに取り上げられた翌日に、小売りの店頭から商品が一斉になくなり、沖縄からの原料の供給不足もあり、商品の生産が追いつかない――といったことが起きるほどの“もろみ酢ブーム”にもなりました。
 ブームが落ち着きを見せた2005年、味わいや風味的な特徴、清涼感のあるイメージなど商品の性格上、春夏に需要期が偏っていた「もろみ酢」を、年間を通して購買・愛用していただくことで、さらなる需要の拡大を図ることが、課題として浮上しました。そこで、寒い秋冬に、ホットでもおいしく飲めるもろみ酢として「琉球もろみ酢はちみつ&かりん」を新たに発売。さらに「冬バテ知らず」「冬でも続けられるもろみ酢」をコンセプトに、秋冬シーズンに向けた新たなプロモーションを展開することにしました。

もろみ酢の新たな可能性を訴求

 今回、日経MJに出稿したカラー広告は、こうしたプロモーションのコンセプトと琉球もろみ酢の商品特徴を、流通に対しアピールするために展開したものです。キャンペーンの一環として、関係者向けに10月にセミナーを開催し、もろみ酢の製造法や科学的特性、機能性をはじめ、「冬バテ」という造語で冬場の体調不良の要因を説明。また、レシピ披露、試飲会を行いました。このセミナーの内容を中心とした記事体広告と「冬バテには、もろみ酢。」をキャッチフレーズとした純広告とで、もろみ酢の新たな可能性を訴求できたと思っています。
 この日経MJへの広告出稿を機に、11月からは生活情報誌で、ホットでの飲み方を意識したタイアップ広告を行ったほか、シェルフトーカーやレールポップ、ポスター、レシピカードなどの販促ツールを用意してホットでの試飲販売を展開するなど、広告から店頭までを統一したイメージでプロモーションを展開しました。今後も引き続き、新たな切り口の提案と訴求に積極的に取り組んでいこうと考えています。

(食品業務統括室 室長 西洋志)

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