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【日経MJ広告特集2006-I】

ハリオグラス

「脱・使い捨て生活」という永年の物作りへの姿勢を訴求

共感を得て、良好な関係づくりを

 今回、対談全体のキーワードとした「脱・使い捨て生活」は、近年の環境保全へのムーブメントに乗ったものではなく、ハリオグラスの永年の物作りへの思想を、分かりやすい言葉で表現したものです。例えば、時代に先駆けて1971年からスタートした、煙突のない無公害工場での生産や、日本の良き言葉「もったいない」の実践として、40年前から行っている部品販売の充実。そして、2年前からは、ハリオ流「水出し」スタイルを提案しています。この提案は、少しの手間でおいしいお茶・珈琲が飲めるだけでなく、繰り返し使えるガラスの器を使うことで、ゴミの軽減にも繋がり環境に貢献するという利点があります。製品パッケージには「脱・使い捨て容器」を、ハリオグラスは推進している旨を表記しています。
 また、製造過程でも、環境や安全性に配慮をしています。原材料は珪砂などの天然鉱物を精製したものを100%使用し、重金属はいっさい使っていません。ガラス製品に泡が出ないようにする泡切り剤も天然塩を使用し、ピュアな素材にこだわっています。製品に至らなかったガラス片は砕いてカレットにし、再度溶かして材料の1部に再生しています。
 さらに、保存容器や哺乳瓶に用いる耐熱ガラス以外の素材には、ポリプロピレンやシリコンゴムを使用しています。これらの素材は、電子レンジにかけても環境ホルモンを出す恐れがないからです。
 これらの企業姿勢を分かりやすく、より客観的に伝えるために、広告紙面は、生活者としての視点もお持ちの女優、紺野美沙子氏との対談形式で編集しました。特に、今回の広告出稿は、社内やガラス以外の生産協力会社のみならず、弊社製品を取り扱っていただいている、取引先や流通業界へのインナープロモーションを意図しています。単に、製品を売買するという関係でなく、まず製品を売っていただく方の共感を得ることが、より良い関係づくりにとって必要だと考えているからです。

広告の活用で新たな販売展開

 耐熱ガラスは特殊加工ができるので、様々な製品の形をとって、生活や、環境に貢献できます。おかげ様で話題となった「ガラスのバイオリン」製作については、弊社が持つ手吹きの技術の高さや耐熱ガラスの可能性、次世代のガラス職人の育成を紙面上で表現しました。耐熱ガラスは特殊で、専門メーカーは世界に数えるほどしかありません。しかしながら、輸入品の一部には、品質が不確かな物が流通するケースもあり、流通・消費者に対して、日本製の品質の高さをいかにアピールしていくかが、業界全体の課題となっています。
 耐熱ガラスの良さとともに、弊社の地道な物づくりの姿勢を、1人でも多くの方に共感していただけるようにするために、計画的な企業広告が大切です。さらに言うと、広告が掲載される日よりも、むしろ社内外への事前告知、および、掲載後の広告の活用が重要だとも考えています。今回は、広告掲載紙面を抜き刷りし、営業ツールとして活用した結果、幸いにもお取引先様に物作りの姿勢に賛同していただき、新たな販売の展開を得ることができました。担当部門としては、広告の活用が上手くでき、ほっとしている次第です。

(企画広報課 課長 辻本真理)

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