野村アセットマネジメント
日本株投資に興味ある初心者にシンプルなメッセージで訴求
野村アセットマネジメントは、2005年「コミュニケーションチーム」をクライアント・サービス部門の中に創設しました。個人投資家を中心に拡大が進む「投資信託(以下、投信)」市場でのマーケティング・コミュニケーション(以下、MC)に取り組んでいます。MCは、欧米のマーケティングにおいて、その地位を確立していますが、日本の金融ビジネス、それも「投信」ビジネスにおいては“まだまだ”といったところです。そういった点では、当社の取り組みは「新たな挑戦」ともいえます。
当社は、「投信」の企画、組成から運用、管理を担うメーカーでありながら、ビジネスの構造上、「投信」を利用する皆様の眼にふれる機会が、残念ですがほとんどありません。そうしたなか、当社が運用する国内株式を主たる投資対象とした投信2本が、投信評価会社モーニングスター社の主催する「Fund of the Year 2005」で「優秀賞」を受賞。受賞ファンドのプロモーションの企画にあたって、メーカーとして、当社商品を利用している方々や、これから利用してみようかな、と考えている方々、そして当社商品の取り扱いに携わっている方々にもメッセージを発信する必要がある、との声が社内からあがり、これを具現化する運びとなりました。
問いかけ調のコピーで訴求
今回は、差別性のある企画、展開を狙い、大胆にも3日連続での広告掲載に挑戦しました。広告内容の連続性もさることながら、1日、1日の企画でしっかりとしたメッセージがターゲットに届くよう制作に腐心しました。ターゲットとしては、日本経済新聞への掲載ということもあり、経済に関心のある層、機会があれば自分も投資を始めたいと思っているが、一体何をすればよいのか迷っている層を設定しました。
企画全体を通じての試みは、コピーをシンプルに、かつ、問いかけ調にしたことです。対象層が考えている、また、悩んでいるであろうことを、問いかけ調のメッセージに託すことで、「そうそう、その辺りを聞きたかったんだよ」という共感に繋がればとの思いからです。勿論、当社からの回答も、シンプルでありながら、しっかりとした回答、提案になるようコピーの検討にはかなりの時間をかけました。
初日は、日本経済、株式市場の回復と投資家の心理状況を雲の切れ間からもれ射す太陽のビジュアルで表現してみました。メーン・コピーの「日本の株式市場が元気だけど、どうしてですか?」は、なんとなく聞きたいけど聞けないでいる対象層の気持ちを代弁しています。2日目、3日目は、「そうはいっても、どうしたらいいのか分からないよ」「やっぱり、素人には無理じゃないのかな」と思っている心境をとらえるとともに、投信そのものがもつ機能と効用をシンプルなコピーで打ち出すことで、「投資」にもう一歩踏み出せないでいる対象層の気持ちを引き付ける工夫をしました。
効果とその後の展開
出稿後の反応はおおむね好評で、「シンプルなコピーながらメッセージが届く」「空白を生かしたビジュアルが好感をもてる」等といった声をいただきました。また、この広告をご覧になり投資を検討してみたい、とのうれしい話も聞いております。
当社では、今回の広告を紙面上だけでの展開にとどめず、より多くのお客様の手元に届くようにと販売支援資料にも形を変えて積極活用しており、マルチユースを通じてメッセージが途絶えないような工夫をしています。
「野村アセットマネジメント」のブランドが、今まで以上に国内外のマーケットに届くよう、そして理解されるよう、創意工夫を凝らしたコミュニケーションに取り組んでいきますので、ご期待ください。
(プロダクトサービス部 コミュニケーションチーム)
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