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【2006年6月号】

オービック

皆の努力が実を結んだライスボウル日本一。
広告が選手・スタッフのモチベーションを上げることを実感

2003年からアメリカンフットボールのクラブチーム「オービックシーガルズ」
メーンスポンサーを務める

 オービックは2003年から社会人アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」のメーンスポンサーとしてクラブのサポートを開始しました。おかげさまで昨シーズンは、春のパールボウル、秋の社会人制覇、そしてライスボウルでの日本一と、12戦全勝で3冠を達成することができました。
 シーズンの締めとして「おかげさまで優勝いたしました。ご声援ありがとうございました!」というメッセージを紙上で伝えることができたのは、広告担当者としてこの上ない喜びです。

選択と集中の広告展開

 なぜ日本経済新聞に出稿したのかと申しますと、当社のビジネスターゲットである経営トップ、情報システム構築に携わる意思決定者が確実に閲読されているのが日本経済新聞―いわゆる選択と集中です。
 広告制作に際しては、顧客をはじめとする会社をとりまくステークホルダーの存在を強く意識しました。顧客、未来のお客様、取引先・協力会社、株主、学生とその家族、社員とその家族、アメフトに携わる方々などに向けた広告でもあるのです。
 この社員に向けたメッセージというのは実はとても大切なことだと感じています。会社の規模が大きくなるにつれ、他の人がどのような仕事をしているのか分かりづらくなり、関心も薄れがちです。この一連の広告で社員は自分の会社についてより強く意識することができ、連帯意識も生まれました。スポーツにはそのような不思議な力があるのだと改めて実感しました。

実は似ているビジネスとアメリカンフットボール

 そもそもシステムインテグレータのオービックがなぜアメリカンフットボールなのかと、不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は、ソリューションカンパニーである当社のビジネススタイルとアメリカンフットボールはとても似ているのです。
 具体例を挙げますとまず、戦略と戦術が何よりも大切な組織プレーであるということです。どちらも1人ではできない、人と組織の活性化の上に成り立っています。
 次に、常に状況に応じて的確な判断が求められる。そのためには情報がすべてであり、それをどう活用して問題解決していくかが大切です。

スポーツがもたらす一体感

 ありがたいことに試合に勝ち進み、広告の出稿を重ねるごとに選手やスタッフのモチベーションがみるみる上がっていきました。ある選手から「帰社したら、朝刊に載った広告を職場の仲間が壁に貼って迎えてくれました!」と喜びをメールで報告してきてくれました。クラブチームである「オービックシーガルズ」は様々な企業で働く社会人選手集団、いわゆる野武士集団です。平日は他の社員と同じようにきっちりと仕事をこなしながら、このアマチュアスポーツにひたむきに取り組んでいます。とはいっても、試合で勤務を休むこともあり、選手たちの大半は今まで職場では遠慮もあったはずです。また、従来は自分の試合を見てほしくて、選手自らがチケットを売り歩いていたのです。しかし、「広告見たよ」とまとめてチケットを買ってくださるケースもでてきました。周囲の方々の祝福とともに熱い思いを共有することができました。

広告作りで苦労した点

 今回の広告作りで思わぬ苦労をした点があります。その第1は、相手チームの選手の写真を登場させることができないことです。選手同士が激突するシーンが使えず、勝利の喜びが爆発するシーンを膨大な写真から選びました。第2は、広告内容が当社のビジネスや商品に直接リンクしないことです。例えば、タイヤメーカーがF1での活躍を広告するのとは大きく違う点です。当社のオーナーが社会人スポーツに理解がなければ作れなかった広告だったと思います。
 また、チームが勝ち進んでいくに従って日本経済新聞に試合結果報告を15段広告でシリーズ出稿する形となり、結果的に広告に報道性という付加価値を添えることができました。

旬が命、「チームオービック」の手作り広告

 実際の広告はいわば「チームオービック」の手作り広告なのです。当社でデザイナー、コピーライター、書家、カメラマンの英知を結集し、限られた時間の中でワイワイガヤガヤとまとめあげ、制作しました。旬が命の非常に俊敏性が求められる仕事でしたが、幸い、感動が冷めないうちに広告を掲載することができました。
 これは関係各社の連携の賜であり、すべての方々のご尽力に感謝しています。リアルな写真によるライブ感、泥臭いベーシックな広告、まさにオービックらしい広告ができたと思います。
 広告の基本はあくまでも販売促進に結びつけることですが、これからも本当のチームスポーツを日本に広めるために、少しでもお役に立てればと考えています。
 ビジネスもスポーツも「日々是革新」、「継続は力なり」。これからも新しい広告の可能性について模索し、選手の皆さんに負けないように、さらなるステップアップを目指していきます。

(広告宣伝課 課長 勝屋正弘)=談

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