HOME日経広告手帖広告料金メディアデータ日経広告賞デジタル入稿の手引き
日経広告手帖
バックナンバー
メディアデータ
日本経済新聞
日本経済新聞夕刊
日経産業新聞
日経MJ
日経ヴェリタス
THE NIKKEI WEEKLY
The Nihon Keizai Shimbun
人材募集広告
雑報広告ABC
広告料金
広告料金早見表
広告料金シミュレーション
広告手帖
話題を追って
【2006年5月号】

三菱重工業

「風車」と「ロケット」をシンボルに
企業姿勢と事業内容を効果的にアピール

基幹事業を題材に企業姿勢を伝える

 わたしたち三菱重工は、総合機器メーカーとして、様々な産業や人々の日々の生活を支える事業を広く展開していますが、製品の多くがBtoBマーケット向けということもあり、一般の方からは「そもそも何を扱っている会社かわかりにくい」というご意見を頂くことがあります。そこで、当社の事業の実態や企業姿勢を少しでも多くの方に伝えることが重要と考え、継続的に企業広告を通じた社会とのコミュニケーションを図ってきました。今回の広告では、当社の基幹事業を題材に、「地球規模で人々の利益に適う事業を推進する」という当社の企業姿勢を伝えるとともに、三菱重工は「決して遠い存在の会社ではなく、社会にとって必要な会社である」ことを、ビジネスマンをはじめ、一般の方にも感じていただければと考え、取り組みました。

インパクトのあるビジュアルとコピーでメッセージを伝える

 ビジュアルの「風車」と「ロケット」は、当社を代表する製品でもあり、一般の方にも理解していただきやすいものだと思います。それぞれ、「那智大滝」「法隆寺の五重塔」という意外なものと組み合わせ、迫力のある構図で表現することで「見た目のインパクト」を重視しました。また、メインコピーの「Heart of Japan」には、「日本の心を生かしつつ、さらなる技術開発に努力する姿勢」という意味を込めています。

「風車と滝」「ロケットと五重塔」の対比

 まず、第1回の広告では、環境・エネルギーのシンボルとして理解しやすい「風車」を題材にしました。風力発電は、化石燃料を使用せず、有害な排出物を出さないクリーンエネルギーとして現在、非常に注目されています。また、今年1月には、翼の直径92メートル、高さ116メートルもある「日本最大級の風車」を横浜に設置したこともあり、非常にタイムリーな題材でもありました。ビジュアルでは、「風車」と自然の象徴である世界遺産「那智大滝」を対比させることで、あるがままに自然の力を受け止め、共に生きていく姿勢を表現しました。
 第2回の広告では、純国産ロケット「H-II A」と世界遺産「法隆寺・五重塔」を題材にしました。H-II Aは、日本を代表する技術の結晶で、1月、2月と短期間で連続して種子島宇宙センターからの打ち上げにも成功しています。また、ロケットは天気予報、カーナビ、衛星放送など私たちの暮らしに欠かせない人工衛星を宇宙に運ぶ唯一の手段であり、社会生活を支える重要な機器でもあります。当社は、宇宙開発を実現させるという未来への力強い意思を「心の柱」として、技術革新に努めており、この想いを1300年以上も、30数メートル以上の高さでそびえたつ法隆寺・五重塔を支える1本の「心柱」と重ねて表現しました。ロケットも五重塔も「心の柱」によって夢を力強く支えているのです。

出稿後に本気の問い合わせも

 今回の広告は多くの方に見ていただきたいと考えて制作したのですが、その中でも特にビジネスマンをメインターゲットとして考えました。「ビジネスマンが読んでいる新聞」と言えば日本経済新聞になりますので、今回の出稿を決めました。まず、“BtoB”でさらにその先の一般消費者も見据えた“BtoBtoC”の広告展開を強く意識しました。
 今回の出稿後には、「迫力があり印象に残った」「三菱重工らしい良い広告であった」というご意見を、読者の方からたくさんいただきました。また、「事業としてやりたいのだが、風車の値段はいくらするのか」といった本気の問い合わせも多数頂き、反響の高さに驚いています。
 当社の企業姿勢を多くの方に知って頂くためにも、継続した情報発信が重要と考えています。今後も基幹事業を題材に当社のビジョンや企業姿勢を訴求し、「三菱重工の企業価値」を向上させていきたいと思います。

(社長室 広報・IR部ブランド戦略 グループ 課長代理 田中 忠)=談

目次に戻る前へ