帝人
“絵本仕立て”でやさしく素材・技術を紹介。
幅広い事業活動への理解と企業認知度向上へ
皆様は「テイジン」と聞いて何を思い浮かべますか。各種調査によると、管理職や年配の方は「古い、大きな、繊維の会社」、比較的若い方は「知らない、わからない」という実態が浮かび上がってきました。
企業実態とイメージのギャップを解消
帝人は合成繊維メーカーとして発展してきましたが、現在では繊維事業で培った化学技術を基盤にプラスティックやフィルムなどの化成品、医薬品や在宅医療、ITなど多岐にわたる事業を展開しています。
テイジンの企業広告における目標は、このような企業実態と一般の方が持つイメージのギャップを解消することです。同時に、認知度のアップと興味喚起を図ることも重要な課題です。
ご存じの方も多いと思いますが「だけじゃない、テイジン」のテレビCMシリーズは、この方針を基に若年層を中心としてテイジンという企業をまず知ってもらい、振り向いてもらう「きっかけ作り」を目指したものです。
一方で、短いテレビCMでは多岐にわたる事業理解を得るには限界があるため、1月に行ったスポットCMキャンペーン直後に今回の新聞広告を掲載しました。
企画に当たっては、テイジンという名前だけは知っているけれども中身を知らない人に、きちんと中身を伝える。そして、こんなこともやっているのか、こんなに近くにいたんだ、テイジンは結構やるなあ、と感じてもらうことを目標にしました。
そして、テイジンのブランドステートメント「Human Chemistry, Human Solutions」に込められている、地球環境や未来の生活に貢献する技術や素材を生み出していくチャレンジングな姿勢を訴求しました。
ただ、多岐にわたる素材をひと括りではなかなか紹介できません。また、読者の方が身の回りにあるものが何でできているのか、普段意識することは少ないはずです。
例えば、ペットボトルを化学的に原料に戻してまったく新しいペットボトルにリサイクルする技術があります。これをテイジンの視点で「すごいことです」、といくら解説しても素通りされてしまう可能性が高いでしょう。
ひとつの素材を1話ずつ紹介
そこで、やさしくわかりやすく伝えたい、親しみをもって受け入れられるようにしたいと考えました。
それが「リアルなマテリアルのおはなし。」という絵本仕立ての企画に結実したわけです。ひとつの素材を1話ずつ紹介していくことで、統一したイメージ形成と、個別理解の両立を図りました。表現面でも、イラストや色使いで柔らかな印象を持たせるようにしています。特に、コピーは技術のことをきちんと伝えつつ、読んでいただけるように丹念に検討を重ね工夫しました。
二連版掲載で高い注目率
初回に全30段二連版で掲載したことで注目率は高く、意図した反応やコメントもいただくことができたと思います。
欲張りな私たちの要望をこのような企画に仕上げてくださったクリエイティブの方々には感謝しています。
今回はテイジンの核となる素材に関する技術を中心に訴求しましたが、今後はサービスなどの事業を含めさらに多面的なテイジンの顔を伝えていく展開を考えています。
(広報・IR室長 吉川 勝)
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