鳥取県
国宝・三徳山三仏寺投入堂を中心に観光情報発信。
戦略エリア東京へ向け鳥取県の認知度向上を図る
首都圏には多様な情報が氾濫しています。すべての交通の要所であるため、日本はもちろん世界各地への旅行が至便です。そこに生活する読者にとって鳥取県の認知度は低く、無限に近い旅の選択肢のなかから鳥取県に注目していただくには、相当の困難が予想されるところです。
夏休み間近の7月15日、鳥取県では日本経済新聞東京エリア版に全15段カラー広告を掲載しました。羽田空港または東京駅から鳥取県までの旅行に必要な時間と経費は、首都圏近郊の観光地と比較して高いのはもちろん、北海道や沖縄などと比べても高く、競争上不利な位置にあるといえます。しかし、その地域オンリーワンの魅力に惹きつけられたなら、時間と経費に比較的余裕があり、文化に対する感受性の高い読者の旅行先として、受け入れていただける。そう考えて、地域ブランディングの観点から、読者層等の媒体特性に着目し、首都圏での観光情報発信に日本経済新聞を選択しました。広告掲載する内容は、世界遺産にも匹敵する価値があると県民が自負している国宝・三徳山三仏寺投入堂。地元に深く根を張って活躍するデザイナーの観察力をもって、現在でも十分には解明されていない岩窟への建築手法を整然と整理するとともに、かつての修験道に幾重にも折り重なるように現れてくる地蔵堂・文殊堂などに象徴的な歴史・文化の豊かな薫りを丹念に描きました。
広告掲載後の反響に実感できた確かな手ごたえ
さて、広告掲載後、鳥取県の観光情報ホームページへのアクセス数は、当時、開設以来の最高値を記録したほか、電話による問い合わせが多数あり、掲載の手ごたえを十分に感じることができました。また、日本経済新聞社においては、広告掲載前後での日経ファクス調査を実施していただきました。広告の成果が数量的にあらわされているこのデータは、今後、首都圏向けの情報発信における戦略的な展開の基礎データとして利用していきたいと思います。
(文化観光局観光課長 山本 誠)
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