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【2004年8月号】

商船三井

会社の“真の姿”告知を第一に、イメージ広告展開。
海運業の重要性と当社の役割をビジュアルに込める

正しい理解へ誤った認識を払拭

 私たちの仕事は、典型的なBtoB産業ですので、広告の目的は、個別サービスの紹介ではなく、企業の正しい姿を知らせることにあります。企業イメージ広告を実施するにあたっては、単に会社の認知度を高めるのではなく、誤った認識を正し、真の姿を伝えることを、目的としています。
 自分で自分の仕事や会社を褒めるのは、おこがましいのですが、海運業という仕事は、世界になくてはならない、志の高い仕事であり、商船三井という会社も、品格の高い、世の中の役に立っている会社だと思います。問題は、その割に、私たちの仕事と会社が正しく知られていない、理解されていないことにあります。パブリシティーと企業イメージ広告を、車の両輪として、会社の真の姿を伝えるための広報活動を行っています。

誤ったイメージと正しい姿

  1. 海運業と造船業を混同(商船三井と三井造船を混同)するのは論外としても、海運業を「停滞する構造不況業種、オールドエコノミーの代表」とする見方がありましたが、現実には、海運業は世界で最も成長率の高い産業の1つです。
  2. 市況に左右される、不安定な産業であり、現在の好況は、中国特需による一過性であるとの見方がありますが、当社は、中長期契約に比重を移し、安定的な利益を見込める会社に体質転換を果たしています。

訴求対象を明確に

 自分の会社と自分の仕事をできるだけ広く知ってもらいたいと思うのは、誰しもですが、だからといって、社会全般にあまねく認知されることを求めてはいません。イメージ広告の実施にあたっては、広い意味での当社のステークホルダー(お客様、お取引先、株主様、金融機関、アナリスト、関係官庁、地方公共団体、メディア等)に加えて、社会を支えていらっしゃる各界の方々を、対象としています。
 別の言い方をすれば、海運業の重要性と商船三井の果たす役割を理解できる方々に、現在の姿を正しく知っていただくことを目的としています。

当社のBtoB広告の使命

 BtoBの世界でも、ブランドは大切です。自動車メーカーや、大手家電メーカーのように、「商船三井」の名前を聞いただけで、そのサービスの質の高さを連想していただけるようで、ありたいと願います。一方で、BtoB産業における企業イメージ広告の難しさの1つに、お客様の反応があります。私たちのお客様の多くは、数的にも限られ、永年の取引関係があります。端的に言うなら、そのお客様から、「広告の金があるなら値下げしろ」というような、反感を買うような企業イメージ広告では、マイナスの効果です。不必要に人目を引いて、結果として反感を買うような広告を求めておりません。「目立たない広告」というと広告の本質と矛盾するかも知れませんが、当社の広告が対象とする方の目に止まり、その方に当社の姿を正しく理解していただければ、それで良いと考えています。
 私たちは、企業イメージ広告を始めて、まだ間がなく、媒体や代理店の方に、基礎知識を教えていただいている段階です。広告自体も、社内外の反応を見ながら、恐る恐る実施しています。多方面から、いろいろなご指導、ご助言をいただければ幸いです。

(広報室長 岡地 隆)

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