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【2004年7月号】

主婦の友社

「丸の内キャリア塾」特集面を意識した広告出稿。
英語能力のある勉強熱心な女性読者にアピール

 『その英語、ネイティブにはこう聞こえます』シリーズの広告を日本経済新聞夕刊の「丸の内キャリア塾」企画内の全7段に出すきっかけは、『話を聞かない男、地図が読めない女』の著者ビーズ夫妻による“キャリアデザインを考える女性のための実践的学習講座”丸の内キャリア塾のスペシャルセミナー講演を聴講した際、そこに参加している女性たちの勉強熱心さ、英語能力の高さに宣伝課一同驚かされたことにさかのぼります。
 そこそこ英語ができると思っている人や日常会話はOKだと思っている人をメインターゲットとした『その英語、ネイティブにはこう聞こえます』シリーズの売り伸ばしを、新聞社のイベントと連動した新聞広告で考えていた当時の私に、出版広告部の担当者から「丸の内キャリア塾のスペシャル企画、ニューヨークセミナー面下で行ってほしい」旨の提案がなされました。
 実際に自らの目で確認したセミナーの記憶が呼び覚まされ、私はこの提案にとびつきました。つまり単に日本経済新聞に掲載するというだけでなく、その読者の中でも意識の高い女性が間違いなく目を通すであろう企画面での掲載になるからです。

他の商品と異なる「本」の特性

 宣伝の仕事を担当して感じたことですが、媒体社、広告代理店の担当のほとんどの方が、企画の売り込みの際に「費用対効果」という観点が抜けていることに何か違和感がありました。
 本という商品は他の多くの商品と異なり、おおむね単価が低く、しかも1人が購入する数は同一商品ではまず一つ。その商品特性を意識されないまま企画を持ってくる方が多いように思われるのです。「御紙(誌)にご希望スペースを出稿すると、ペイするには何冊売らなければならないか計算してみてください」と問うても、1回広告したくらいで元を取ろうなんて無体なこととニガ笑いされるのがオチなのです。
 そこで、他メディアとの連動を図りながら宣伝展開を行う――日本経済新聞の特性を生かしたニューヨークセミナーにのり、読者の購買意欲訴求を狙ったわけです。この広告は販売目標達成のための起爆剤たりえたと確信しています。成果の判定をすることは簡単ではありませんが、各国の日本大使館からも注文をいただけたのは、この広告の賜物だと思っています。やはり、元を取れたという実感がなければいけないと思います。

(販売部宣伝課担当 鈴木伸一)

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