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【2003年10月号】

ファイザー

日本での半世紀の当社事業の重みと新社名を告知。
50年代の渋谷の実景写真を全面に“変化”を印象づけ

 当社は8月1日、日本経済新聞に全面広告を掲載しました。この広告の第一の目的は、この日をもってファイザーが日本で事業を開始して50周年を迎えることを広く読者の方々に向けてお知らせすることでしたが、また同時に、今年4月に当社の親会社である米ファイザー社が同じく米国系の製薬企業ファルマシア社と統合したことを受けて、両社の日本法人同士がこの日に統合し新社名でスタートすることを告知する意味合いもありました。

日本市場へのコミットメント

 この広告のメインビジュアルとして使ったのは、東京・渋谷の五十年前の実景写真です。今では東京でもっとも賑わう繁華街のひとつとして超高層のビルとモダンなショップが立ち並ぶ渋谷の半世紀前の姿は、広告をご覧になった読者の方々にある種のノスタルジーを抱かせるとともに、50年間という歳月における日本の劇的な変化を強く印象づけたように思います。
 一方、ボディコピーでは、ファイザーが早くから日本で工場を建設し医薬品を生産してきたことや、日本に設立された研究拠点が、今ではファイザーのグローバルな研究体制の一翼を担っていることなど、50年の歳月の中で地道に努力し実績を積み重ねてきたことを述べました。このように、今回の広告では、統合によってさらに高まった新会社のスケールと競争優位性には触れず、もっとも訴求したかったこと、すなわち、ファイザーの日本への強いコミットメントを強調することに専念しました。

予想外の効果と反響

 今回の広告はまた、当社社員にとっても、あらためて自社の歴史と企業姿勢を知る機会を提供することになり、結果として社内のアイデンティティーと帰属意識の向上に大いに役立ったことは大きな収穫でした。
 うれしかったのは、今回の広告をご覧になった多くの読者の方々から「50年前の渋谷の姿がとても懐かしかった」といったお便りをたくさんいただいたことです。渋谷以外の東京の街、また東京以外の主要な都市を選んで同様の広告を展開してみても面白かったと感じています。

(企業広報部長 山中隆一)

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