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【2003年8月号】

光文社

商品知識と購買意欲の高い女性たちに向け、
雑誌『VERY』のブランドイメージ維持と認知向上を図る

 『VERY』は95年創刊の、ファッショナブルなライフスタイルを求める30代女性のための雑誌です。20代向けの『JJ』を読んでいた、今から15〜20年ほど前に「女子大生」だった世代が30代になった当時、読む雑誌は料理雑誌か生活情報誌しかなく、ファッションを楽しむ雑誌はありませんでした。しかし、創刊当日より、「こんな雑誌を待っていた」という声が多くあがり、それ以降、順調にこの世代の女性のマーケットを作り出してきました。

社会とのつながりも意識した30代主婦がターゲット

 『VERY』の典型的な読者像は、「30代の専業主婦、世帯年収は7〜800万円、夫は大手企業の会社員で、子供は幼稚園児が1人」です。ただ、毎日着飾って生活しているのではなく、現状は主婦であるけれども、何か社会とのかかわりを持ちたいと思っている女性たちを念頭においています。
 編集上最も留意していることは、「読者の顔が見えること」です。一定のライフスタイルをVERYと共有していただき、「この人はVERY読者だ」とはっきりわかる雑誌でありたいということです。そのためには読者の本音を引き出し、次の時代のヒントを探していくことが最も大事な作業だと思っています。「ニーズ」と「ウォンツ」でいえば、「ウォンツ」の部分を汲み取ることです。

"消費を楽しむプロ"の女性とそのご主人へ

 今の女性全体に言えることは、バブル時代を経験してもしなくても、「使える金額の中で楽しく消費をする」術を心得ていることです。我々はそうした目の肥えた女性の「ウォンツ」に応えるような商品を取り上げることも大切にしています。
 雑誌は、電車の中吊り広告、書店のポスターなどの告知方法がありますが、郊外に住む方は、電車に乗る頻度は高くはなく、家にいる可能性もかなり高い。家の中で目に留まり、なおかつ雑誌のブランドイメージを壊さない媒体で広告を打ちたいと考え、日本経済新聞夕刊での目次広告の出稿を始めました。
 ビジネスマンであるご主人たちはこの不況下、常に経済動向を意識しています。そのご主人が主に読んでいる日経に『VERY』の広告が載ることで、奥様である読者にも認知が高まるだろうと考えており、今後も期待をしています。

(月刊ヴェリィ編集長  相沢正人)= 談

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