栗田工業
コーポレートブランド構築に向け
企業ビジョンをシリーズで表現
栗田工業(以下、クリタ)は、平成11年の創立50周年を機に、2010年のあるべき姿として「21世紀ビジョン」を策定しました。その中で、目指すべき新たな企業像として、「水と環境の先進的マネジメント企業」という企業ビジョンを定め、その実現に取り組んでいます。
当社では、この企業ビジョンを軸に据え、事業活動およびコミュニケーション活動を推進することが、コーポレートブランドの構築につながると考えています。広報・広告活動、IR活動はもちろん、営業活動なども含め、すべての企業活動を媒体にして、お客様・投資家の方々などあらゆるステークホルダーへ、企業ビジョンに込めた思いを伝え、理解していただくことが、クリタのブランディング活動の基本です。
「言葉」ではなく「形」で
当社の企業ビジョンの意味するところは、従来から展開してきた水処理薬品・装置などのいわゆるハードを主体としたエンジニアリングビジネスから、それに土壌浄化・コンサルティング・メンテナンスといったソフトも組み合わせたソリューションビジネスへと転換を図っていこうというものです。さらに個々のソリューションにとどまらず、工場や地域全体の水と環境を最適化していくこと、すなわち先進的なマネジメントを展開していくという意味を込めています。このような水と環境にかかわる幅広い製品・技術をベースにしたソリューションビジネスは、他に類を見ないものであり、それを一言で表現するのは難しく、広告活動における課題となっていました。
そこで2001年10月に、クリタがお客様に提供する価値を表現するものとして、サービスロゴタイプ「Water & Environmental Management」(以下、WEM)を設定しました。つまり、企業ビジョンを「文字」で説明し、「言葉」として認知してもらうのではなく、シンボリックな「形(ロゴタイプ)」に置き換え、まずは視覚的な認知を図っていくことを考えました。
一昨年、新聞広告(日本経済新聞ほか)でWEMを告知した後、さらにテレビCM、ウェブサイトなどの複数のメディアに露出させ、同時にカタログ・パンフレット類、展示会装飾などへも展開しています。これら一連の広告活動の延長線上にあるのが、今回のシリーズ広告です。
「mind」から「fact」へ
今回のシリーズ広告は、当社の「電子産業向け超純水」「工場全体をマネジメントする排水処理」「土地活用まで視野に入れた土壌浄化」といった企業ビジョンを具現化した事業活動を切り口にしています。つまり、前回がWEMの告知とともに企業ビジョンに込めた思いを語った、いわゆる「mind」的な広告だったのに対し、今回は「mind」を実現した「fact」的な広告をねらいました。また別の言い方をすると、当社の中でも企業ビジョンが徐々に浸透し、ようやく皆様に「fact」としてご紹介できる「水と環境の先進的マネジメント企業」としての成果があがってきたのだといえます。
「クリタらしさ」に手応え
クリエイティブについては、クリタが提供するサービスのクオリティー、ソリューションの幅、コンセプトの深さといった、クリタならではの「違い」を訴求することをねらいました。そのうえで、シリーズ全体を通して表現した「違い」が、「クリタらしさ」として、読者の印象に残ることを期待しており、またその手応えも感じています。
(経営企画室 企画部 広報課 当流谷 真)
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