HOME日経広告手帖広告料金メディアデータ日経広告賞デジタル入稿の手引き
日経広告手帖
バックナンバー
メディアデータ
日本経済新聞
日本経済新聞夕刊
日経産業新聞
日経MJ
日経ヴェリタス
THE NIKKEI WEEKLY
The Nihon Keizai Shimbun
人材募集広告
雑報広告ABC
広告料金
広告料金早見表
広告料金シミュレーション
広告手帖
ケーススタディ
【 2001年増刊号 日経MJ広告特集 】

くばらコーポレーション

全国認知へ「博多育ち」のおいしさ発信

 当社は、福岡県糟屋郡久山町で昔からみそ・しょうゆ製造を営み、今年で創業百九年を迎えるが、近年営業面では、OEM製品として全国各食品メーカーへ納豆のたれや、ラーメンスープ、各種調味料を製造販売するメーカーである。特に開発研究部門の評価は高く、知る人ぞ知る会社と自負する福岡県の一企業である。「やきとり屋さんのキャベツのうまたれ」というポンズ調味料を売り出したのは一九九九年の秋であった。福岡はやきとり屋が多く、ナマのザクギリキャベツにポンズ風味のたれを掛け、やきとりと交互に食すという出し方が一般的でこのたれを商品化してみたのである。経営的見地からは、OEMにとどまらず今後事業を「キャベツのうまたれ」で、本格的に量販店チェーンとの取引、納品扱いを積極的に進め拡大したいという、もう一つの願いが込められていた。

 CFは吉本興業福岡のタレントを起用、やきとり屋にマリアッチの格好で登場した二人が「キャベツ食べるーなら、くばらうまたーれ、やきとり屋さんのキャベツのうまたれ!」と唄(うた)うという大変パンチの利いた表現ができた。

福岡地区で高い認知度

 テレビスポットは、二〇〇〇年四月から福岡地区五局を使用してオンエアを開始。オンエア後に福岡の主婦百人に実施した認知調査では、「キャベツのうまたれ」についての純粋知名は七〇・〇%、CFについての認知六七・〇%と高い数値を獲得することができた。その後、商品自体も、大変引き合い問い合わせが多く、九州圏内のスーパーチェーンについてはほぼ商品の配荷が完了した。

 次は東京、大阪でとの期待の中で、日経MJへの掲載を検討、二〇〇〇年六月二十七日付で掲載した。卸売りをはじめ、量販店など、対流通関係者へのアピールという観点が主であったが、背景に、「キャベツのうまたれ」が日本経済新聞の新製品情報欄で紹介を受け、この記事を見た全国の流通関係の方々からもかなり具体的な問い合わせを頂くなど、改めて日々の情報入手経路に日経が大きく影響しているかを目の当たりにしたことも大きい。

 当初半五段掲載であったものを全五段に拡大、広告として認知の向上効果とともに、流通関係へのごあいさつ、商品紹介とし、全国及び東京へのデビューの露払いを可能としておけないかとの考えであったが、業界関係の日経読者への影響力を重要視したことにほかならない。中央では全く知名度のない企業にとって、そんなに負担を大きくせずに全国への認知が図れる日経MJへの広告掲載は新世界へのチャレンジの「パスポート」のような存在といってもよいのではないだろうか。

 「キャベツのうまたれ」は福岡空港の土産物店でも「博多育ち」を打ち出して、人気を獲得している。なお、第二弾の新商品は、豆腐にかけるゴマ味の新しいたれで、ネーミングは「豆腐のうまたれ」。全国の一部スーパー店頭に登場している。

 「キャベツのうまたれ」は現在東京・大阪・東北地区でルート拡大中であるが、当社の看板商品となっている。

(総務部部長 荒巻和彦)

目次に戻る前へ