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【2001年5月号】

電源開発

チャレンジ精神や信頼感などを訴求技術力中心に六つのテーマでシリーズ掲載

 電気は、水や空気と同じように、私たちの生活に欠かせないものであり、電気の安定した供給なくして現代社会は成り立たないといってもいいのではないでしょうか。

 電源開発株式会社は、一九五二年の会社創立以来、日本のエネルギー政策を担う特殊会社として、北海道から沖縄まで全国にわたり電源の開発や送電線の建設を行い、各地域の電力会社を通して工場や家庭に電気をお届けしてきました。現在は、全国六十六カ所の発電所や各地域の電力会社をつなぐ送電線などにより、効率的で安定した電力の供給を行っています。これまで約半世紀にわたり「縁の下の力持ち」として私たちの社会とくらしを支えてきた卸売りの電力会社です。

 一方、近年の規制緩和による市場原理の導入と経済のボーダーレス化を背景に、電気事業においても、昨年三月に小売りの部分自由化が開始され、新たな時代を迎えています。外国資本や国内の様々な業界からの電気事業への参入、最先端の金融技術や情報技術を駆使した新たな形態の事業者の登場など、電気事業は大きな変革の真っただ中にあります。このような事業環境の激変のなかで、当社は、二〇〇三年を目途に完全民営化を行い、民間会社として新たなスタートを切る予定です。

 電気の卸売りという性格上、消費者との接点に乏しく、生活に身近な電気を商品としているにもかかわらず、会社についての認知は十分とはいえませんでしたが、これからの新たな厳しい環境下での積極的な事業展開を図っていくため、企業としての認知、理解を獲得することが求められるようになったのです。そこで、一九九八年八月より、日本経済新聞をはじめとした新聞・雑誌において、企業広告を実施しています。

 今回の広告シリーズは、当社のチャレンジ精神や技術力、信頼感等を訴求することを目的に、二〇〇〇年四月より日本経済新聞に十五段カラーで隔月出稿しているものです。当社の事業内容をリアルに伝えるため、当社設備のスケールや迫力を、インパクトのある写真を全面に使い、技術を切り口としたコピーにより訴求しています。

 具体的には、q石炭火力発電所のボイラーの炎 w点検中の水力発電所の水車 e石炭を貯蔵している石炭サイロ r瀬戸大橋に架かっている超高圧送電線ケーブル t風力発電所の風車 y水力発電所のダムの壁面――の六項目をテーマとして取り上げています。

現場のインパクトある風景に注目

 写真の撮影は、天候待ちをしながら、毎回二・三日をかけて行うのですが、高所や厳冬のなかでの撮影も多く、かなりのハードワークでした。その甲斐あってか、青空の下に泰然とそびえる巨大な石炭サイロ、普段は何げなく通る橋の道路下にヘビのように敷設されている送電線ケーブル、人間がつくったというのが信じられないくらい大きなダムの壁面など、普段なかなか目にすることのできないユニークでインパクトのある風景をお見せすることができたのではないかと自負しています。

 今回の広告シリーズについて、「こんなところで電気を作っているとは知らなかった」というご感想を多くの方からお寄せいただきました。私たちが日夜取り組んでいる「電気を作る製造現場」や「電気を送る流通現場」を少しでも身近に感じとっていただき、当社の企業スタンスに多少なりとも共感していただけたのではないかと考えています。

 当社は、新たな変革の時代の中での企業価値の創造を目指し、これまで培ってきた人材、技術、ノウハウ、経験と信頼をバネとして、コーポレートブランドの確立と積極的なコミュニケーション活動を引き続き行っていきたいと考えています。

(広報室 企業広告担当)

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